Q1.（2020.6.6）現在、そちらの国での生活やお仕事の状況は如何でしょうか？
3月14日にワールドプルミエ-"ゲイシャ"、の公演があった直後外出自粛を受けました。 それからはほぼスーパーに買い出しに行く以外、外出がなくなり家を出来ることを模索しはじめ、真っ先にリノリウムをカンパニーの廃棄から頂いてきました。 その後約60公演が次々にキャンセルになっていき、ついに7月６日までシーズンがオフに…　 各自自宅でなるべく身体が鈍らないようエクササイズ、クラス等してるはずです！

Q2.外出自粛期間中、あなたは自分の時間が増えましたか？また、時間が増えた事により新しく始めた事や習慣になった事などはありますか？
お家バレエも出来る量は限られています。 どれだけやっても身体が鈍っていくのを実感してます。 しかしその中でどれだけエクササイズの"質"を上げれるか考え始めました。 踊れない今、以前よりなにか一つでも向上出来ないかなと…タンデュ一つでも綺麗になったらいいな…笑

Q3.外出自粛生活を通して、あなた自身が得た新しい発想やインスピレーションなどはありましたか？
世界中のダンサーさん達が家で踊ってるのをみてモチベーションを上げてます。 今まではありえなかったのですが、自粛期間が伸びるにつれ人と会わず何もしない事が相手の為になる、相手を守る事が出来るという発想に気付かされました。

Q4.今後の活動予定、もしくはトライしてみたい事やPR したい事があれば教えてください。
15歳頃からカメラが好きで舞台写真を暇があれば撮っていたのですが、カンパニーに入った頃、周りの言葉に乗せられて本格的に始めるように…。 形から入る性格なので身の丈にあってないカメラを買い、続けていたらカンパニー内の写真を任される事になりました！笑 スクールのオーディション写真なども少しずつですがやらせて頂いてます！ 動く静止画を撮りたい！矛盾してますがそう考えて撮ってます！

Q5.ご自分を勇気付ける言葉、もしくは周りのバレエ関係者を勇気付ける言葉があればお書きください。
バレエ界、いつから舞台上に復帰出来るか全く目処が立ちません。 時間がある今だからこそ自分の弱いとこを見つけるいい機会になると思います。 乗り越えた時にはメンタルも一段強くなると思います。 と、自分に言い聞かせ頑張っております！

Northern Ballet  First Soloist / Riku Ito
英国　ノーザンバレエ団　ファーストソリスト 　/ 伊藤陸久
2020.6.6